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出題内容

保育士の資格をとるための保育士試験の内容は?

平成25年より、保育士試験の科目名が変更になります。筆記試験は、連続2日間で以下の9科目(実質8科目)が行われます。筆記試験の全科目に合格すると、実技試験を受験することができます。

筆記試験、実技試験の出題内容を確認していきましょう。

 

保育士試験【筆記試験】の内容

解答はマークシート方式。合格ラインは、各科目6割以上の得点が必要。2科目で1科目扱いとなっているものは、両分野で6割以上の得点が必要です。合格した科目は持ち越すことができ、翌々年の試験まで有効(3年間)。

8科目中6科目合格すれば、翌年以降は残りの2科目を受験すればいいことになります。

保育原理

保育の本質や歴史、保育所保育の内容・計画など、保育所保育指針を体系的に理解するための科目です。保育所における健康と安全、多様化する保育ニーズへの対応、家庭や地域との連携、苦情解決、保育を取り巻く社会事情など、勉強内容も出題範囲も多岐にわたります。

教育原理/社会的養護 ※2科目で1科目扱い

教育原理は、教育の基礎理論を学ぶ科目。試験に多く出題されるのは「教育史」で、教育分野で功績のある人物、理論、著作物などはしっかり暗記しておく必要あり。
社会的養護は、児童の養育と保護に関する基礎理論を学ぶ科目。現代社会で問題となっている児童虐待とも関わりの深い科目となっています。

児童家庭福祉

母子家庭や障害を持つ子供など、保護の必要性が高い児童に対する法的施策を学ぶ科目。児童虐待・いじめなど、子供が直面している問題に対する施策の動向など、勉強範囲はかなり広くなります。

社会福祉

保育以外の広い分野の勉強をカバーする科目。暗記が必要な項目も多く、試験対策としては早めに取り組んでおきたい分野です。社会福祉とは、児童・高齢者・障害者など何らかの支援を必要とする人の生活を、社会全体で支援しようというものです。

保育の心理学

乳幼児期から老人期まで、人の成長・発達の過程における心の動きを体系的に学ぶ科目。試験では、子供の成長をサポートする発達援助の基礎理論や、実際の保育現場における問題の対応など、幅広く理解しているかどうかが問われます。

子どもの保健

子どもの保健は、平成25年度より実施される新設科目となります。以前の試験では、「発達心理学・精神保健・小児保健」がこれに該当。内容は子供の病気と予防、事故と対策などが主な内容になるようです。

子どもの食と栄養

子供の発達に合わせた栄養摂取、食生活について学ぶ科目。試験では、栄養学の基礎や小児栄養に関する体系的な理解度が問われます。また、子供の食生活の乱れ、健全化は現代の保育現場における重要なテーマであるため、知識を実際の現場でどう活用していくかも重要となってきます。

保育実習理論

他の科目で身につけた知識・技術を実際の保育現場で実践する力をつけるための科目。法律に関する学習や、音楽・絵画制作・言語など、実践的な内容が主となります。例年、出題パターンが似ている科目でもあり、音楽では和音や楽譜の読み方、絵画制作では色彩や画材について、言語では言語発達の特徴などが出題されているようです。

保育士試験【実技試験】の内容

実技は、1日で「音楽に関する技術」・「造形表現に関する技術」・「言語表現に関する技術」の3分野から2つ選択して受験します。

実技試験は、筆記試験に合格した都道府県でのみ受験することができ、有効期間は筆記試験全科目合格の有効期限内。たとえば、平成25年に1回で筆記試験に全科目合格すれば、平成25・26・27年に実技を受けることが可能となります。合格するには、筆記と同じく6割以上の得点が必要。ただし、同じ年に2分野同時に合格することが条件で、持ち越しはできません。

音楽表現に関する技術

あらかじめ指定された課題曲2曲を、ピアノ(ギター、アコーディオンでも可)で伴奏しながら歌います。

造形表現に関する技術

試験当日に提示される課題を、指定された画材で描きます。当日用意するものは、鉛筆(HB~2B)・色鉛筆(12~24色)・消しゴム。受験者同士での貸し借りは禁じられています。試験時間は45分。

言語表現に関する技術

各自で用意した童話・民話・昔話などを3分間口演。用意する話は自作・他作を問いません。20人程度の3歳児クラス・4歳児クラス・5歳児クラスの子供に話を聞かせるという想定のもとで行われます。子供の対称年齢は試験当日に指示があるので、各年齢に対応した話を用意しておく必要があります。

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児童福祉より

次の文は、明治時代後期においてわが国の児童福祉の発展に貢献した歴史上の人物に関する記述である。( )にあてはまる人物名として正しいものを一つ選びなさい。

プロテスタントである( )は、1899(明治32)年、東京市郊外巣鴨に家庭舎方式の私立感化院「家庭学校」を設立した。( )は北海道空知集治監の教誨師としての体験と自らのアメリカ留学での研究から、犯罪者となる要因がその少年時代にあり、そこに着目して感化教育事業を行わない限り成人の犯罪はなくならないとして、犯罪を犯した少年に良い環境と教育を与えることによって感化する感化院の設置を主張した。これらの活動が契機となって、1900(明治33)年、感化法が成立した。

1.留岡 幸助
2.徳永 恕
3.倉橋 惣三
4.石井 十次
5.糸賀 一雄

(答え:1.留岡 幸助)

小児保健より

次の文は、平成18年の「人口動態統計」によるわが国の母子保健の統計に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1.0歳の死因で第1位は先天奇形、変形及び染色体異常である。
2.1~4歳の死因で、先天異常が第1位である。
3.15~19歳の母親の出生率は、女性人口千対5.2である。
4.乳児死亡率は、出生千対2.6である。
5.周産期死亡率は出産千対4.7である。

(答え:2)

小児栄養より

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に示されている咀しゃく機能の発達と食事に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 哺乳反射とは、意思とは関係ない反射的な動きであり、生後4~5か月から少しずつ消え始める。
B 哺乳反射による動きが完全に消失した後に、離乳食を開始する。その時期はおよそ生後5か月になったころが適当である。
C スプーン等の使用は離乳の開始以降でよい。
D 離乳食の開始の頃の食事支援のポイントのひとつとして、赤ちゃんの姿勢を少し後ろに傾けるようにすることがあげられる。
E 7~8か月頃は、やわらかめのものを前歯でかじり取らせるために、丸み(くぼみ)のあるスプーンを使用する。

・組み合わせ
1.ABE
2.ACD
3.ADE
4.BCD
5.CDE

(答え:2)

 
 
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